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やっぱ、シーズン1はどのドラマも話のつくりが巧みです。
マーシャルのUSマーシャルとしてのウデのみせどころです!!! 今週はThe WireのBunkでおなじみのウェンデル・ピアースがイヤな父親役を熱演! スタンもThe Wireに出てたし、ワイヤーファンにはたまらんです、ほんと。 今週は、ギャングの殺人現場を目撃したアイリスとその家族が新生活に馴染めない、という話。 すべてを捨てて、新境地で新生活をスタートさせるのは、なかなか難しいもの。 自分もこの立場だったら、こうなるかも、って思うなぁ。 USマーシャルって、証人を迎えにいくところから、お仕事が始まるのかしらね。 ロスまで飛行機で証人たちを迎えに行くメアリーとマーシャル、飛行機内でマーシャルが キャビンアテンダントにモテたらしく、メアリーがブーブーWW 相変わらず、ギャンギャン騒がないではいられない二人W ところが、いざ、迎えに行ってみると、そこは閑静な住宅街のお金持ちの一家。 父親ウオレンは医者で、家族にはなに一つ不自由させてない様子。これはヤバそうW 冷蔵庫には家族の思い出が貼られており、ドアには子供たちの成長の記録が・・・。 意外なことにマーシャルがこれらを見て感傷的に。あら、これはホントに意外。 アルバカーキに行くことに難色を示されるも、証人を守るためだから、無理やり連れてきちゃいます。 ところが、ウオレンがアイリスがなんでそんな治安の悪い場所にいったのか、行かなければ、 ギャングの殺人現場なんて目撃しなくて済んだのに、と責めます。 たしかに、冒頭のロスの住宅街を見てみると、1階の窓には鉄格子がはめられています。 そう、これは強盗などから身を守るための鉄格子。ロスの治安の悪い住宅街をタクシーで 通るとよく見かけます。 そんなところに行ったとを今更責められても、時すでに遅し・・・・ 娘のせいで移住を余儀なくされた父としては、ロスでの自分の地位をすべて捨ててきたのだから ショックを隠せない。 しかも、アルバカーキで開業はできないという。もう大ショック。 苦労して築いた地位が娘のせいで崩壊したのだから・・・・。 USマーシャルの事務所で暴れるウオレンをマーシャルが諌めようとしますが、全然いうことを きかない。しかし、このような難しい立場に置かれ苦しむウオレンにマーシャルが 無料診療所を紹介します。 マーシャルにそんな気遣いがWW いや、彼の職務のひとつなのか? ところが、開業医として成功を収めたウオレンにとっては、無料診療所の手伝いをする だなんて、問題外。 マーシャルが苦労して探し出した職場を一蹴、感謝の気持ちすらない・・・・ この回を見るまでは、マーシャルは嫌味はいうけど、怒りは露わにしないキャラだと 思っていたミサキちゃんW 「この無料診療所のドクターはハーバード出だし、たいへんなハードワークで貧しい人々の 診療に尽力している」と嫌味をいうシーン、口調はいつもどおりでも、表情には怒りが 出ていました・・・! アウ!怒るマーシャルもイイ!!(←結局、マーシャルが何してもスキな自分がコワイW) さらに、このウオレスは飲んで、家に電話を・・・、これをマーシャルがとり、ウオレスを 迎えにいくとすっかり飲んだくれ、マーシャルとケンカに。 「あなたは尊敬を得たいと思うが、得られないひとだ」と辛辣なマーシャル。 怒りが爆発するのを嫌味を言うことで抑えようと必死。 シーズン1を通して、マーシャルと証人のやりとりのなかで、このシーンがグッとくるな。 なかのひとも、第7話目にして、少し演技が柔らかくなってきたってかんじWW こんな父親だから、最後は父親の不用意なひとことで、アイリスが家出してしまいます。 長距離バスに乗ったものの、メアリーとマーシャルに追跡され、終点のバスの中で、 メアリーがアイリスに接触、しかし、最後はメアリーたちと一緒に来たウオレスと和解し、 家族の絆が少し強くなったような・・・。 家出されるまで、自分が家族の絆をめちゃめちゃにしていたことに 気付かない、ってのは、まぁ、そういうもんだけど、結果、この家族が証人保護プログラムを 受け入れることができてよかったなぁ~。ほんと。 最後に、マーシャルが何を持ってきたかというと、最初のシーンでマーシャルを感傷的にさせた ドアに書かれた娘たちの成長記録(背丈と日付を書くやつ!)をドアごと持ってきて 家族に渡すシーン、いいね! ウオレスとも和解したようで。 マーシャルの気遣いや、怒りなどなど、先週までにはなかった様々な性格設定が 見られた回でした。は~満足。 ところで、メアリーのバカ妹、第1話でもでてきた、ヤク入りのスーツケース・・・・
by cozy_pineapple
| 2012-01-28 20:16
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